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LINEでハープレッスン〜人差し指の使い方実例〜

私が企画販売している国産材ハープ「森の竪琴」は、栃木県内のいろいろな職人さんに製作していただいています。

新たに森の竪琴製作に挑戦してくださっている、那須在住の北欧家具職人さん、須藤生さんが、15弦ハープ森の竪琴の試作品を人差し指で演奏する動画を送ってくださったので、LINEでアドバイスさせていただきました。

職人さんがハープを弾くのも挑戦してくれるのはとても嬉しいですね🎶

LINEのやり取りが、ハープ初心者の方に非常に参考になりそうだったので、須藤さんに許可を取って抜粋して掲載させていただきます。

須藤生さん

大好きなエーデルワイスに挑戦してみました。

阿久津 瞳

音色はいい感じですね🎶

人差し指しか使わないと決めている場合はこれで弾いていてもいいかもしれません。

ただ今後人差し指以外のいろいろな指を使って弾くとしたら、後々ボロが出てくるので今のうちに修正しましょう。音もさらに良くなると思います。

今の状態だと人差し指に親指の先がくっついてしまって、人差し指
が動くのを親指が毎回邪魔しているような感じになっています。

親指は人差し指の動きを邪魔しないように、人差し指の第2関節とくるぶしの間に置いておくほうがおすすめです。

それから指は45°またはそれよりちょっと下向きにかけ、人差し指の第2関節から先を手の中に落とすような感じで弦を弾くと良いでしょう。

須藤生さん

ちょっと良くなったかな?

阿久津 瞳

おお!人差し指の角度はだいぶ改善しましたね。

ただ、まだ親指が人差し指の第二関節の内側にくっついてしまっていて、人差し指が手の中に落ちるのを阻んでいるようです。

写真のように、人差し指の第2関節とくるぶしの間に置いておくほうがおすすめです。

須藤生さん

もっと親指を人差し指に被せちゃうんですね。邪魔にならないようにするってことかな。

須藤生さん

試してみたんですが、人差し指が固定されて安定して良いかも。45°の傾きにも自然になるし。

阿久津 瞳

素晴らしい!LINEのやり取りだけでよくここまできました👏

須藤生さん

人差し指がガッチリして弾きやすい気がします!

阿久津 瞳

まだ始めたばかりなので、これでも十分上手です。

ただ贅沢言うと、ちょっと手に力が入っている感じなので、脱力ができるとさらにいいですね。

弾くときはもちろん、弦を押すために多少は力が要ります。
しかし、弾いた後はすぐさま脱力したほうが柔らかい音になります。力が入ったままぎゅーっと握ってしまうと、固い音になりがちです。

一朝一夕にはできないので、徐々にですね。

いかがでしたでしょうか?実例があると、注意点がわかりやすくなりますね。

須藤さんは2024年12月14日のクリスマス発表会で発表してくださいます。ぜひ須藤さんの勇姿を見にいらしてください🎶

LINEでハープレッスンは通常やっていないのですが、同じようにLINE動画を送ってアドバイスが欲しいなどのご要望があれば新たなレッスンメニューとして検討したいと思います。

お問い合わせお待ちしています🎶

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この記事を書いた人

2017年より栃木県宇都宮市でハープ教室「竪琴教室 林音」を主宰。
2024年より大田原黒羽教室をオープン。

22歳でハープを習い始めたため、大人になってからのハープ習得の指導を得意分野とする。

国産材ハープ「森の竪琴」の企画販売、演奏活動を行うことで、
日本の木を使うことの大切さを伝えている。

2011年 宇都宮大学農学部森林科学科卒業。
2022年 宇都宮大学大学院地域創生科学研究科修了。

大学卒業後3年間、自然ガイドとして働きつつハープを習い、
その後アイルランドに渡り1年間アイリッシュハープを学ぶ。

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