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15弦ハープでメロディの高音部が足りない時の対策

15弦ハープで弾きたい曲があるけれど、15弦ハープ専用の楽譜がなく、市販のピアノ楽譜を買ってみたけれどメロディの高音部がはみ出してしまって弾けない!なんて困ることはありませんか?

そのときの対策方法を紹介します。

①移調をする

一つ目は調を移動する(移調)方法です。

例えば、ドから始まるハ長調で高音部がはみ出してしまう場合は、高音部がはみ出ずおさまる調までキーを下げていきます。ちょうどカラオケで自分の歌えるキーに下げていくのと同じです。

楽譜や調の仕組みがよくわからない方も、楽譜にドレミを振って、それを以下の表を見ながら置き換えていけば移調できます。

各調のダイアトニックコードの置き換えは以下です。

レバー付きのハープについては、各調のレバーの設定についてはこちらの記事を。

レバー無しのハープについては、各調のチューニング方法についてはこちらの記事をご覧ください。

移調をするときの問題点は、伴奏の音が音域に収まりきらなくなってしまい、メロディは弾けても伴奏は貧相になってしまうことです。

その場合は、次の方法を取ります。

②音域をはみ出る高音部はハーモニクス(フラジオ)を使う

ハープは元の音よりも音よりも1オクターブ高い音を出す「ハーモニクス(フラジオ)」という技法があります。

高音部のレやミが足りない場合は、その音の1オクターブ下のレやミをハーモニクスで弾きます。

ハーモニクスの詳しいやり方は、ブログで紹介予定ですが、ハープの先生に聞いたり、ネットで調べたりすれば方法は出てくるので、調べてみてください。

③音域をはみ出る高音部が出てくるフレーズを1オクターブ下で弾く

音域をはみ出る高音部が出てくるフレーズを1オクターブ低く弾いてしまうという方法もあります。

1音だけならハーモニクスでも対応できますが、音域をはみ出る高音部いくつも連続で出てくるとハーモニクスで対応が難しくなりますので、この方法が便利です。

④前の音を伸ばす・前の音を代わりに弾く

音域をはみ出る高音部がどんなフレーズの中で出てくるかによりますが、高音部は弾くのを諦めて前の音を伸ばしたり、音域をはみ出る音の代わりに前の音を弾いて誤魔化すという方法もあります。

⑤音域内の音でアレンジする

音域をはみ出る高音部が出るフレーズを、音域内の音でアレンジしてしまうという方法もあります。

例えば、サリーガーデンをハ長調で弾くと、「ソラド『レ』ド〜」というフレーズが出てくるのですが、レが音域から外れてしまいます。そのため「ソラド『シ』ド〜」と弾いて誤魔化しています。

以上が私が15弦ハープで高音部がはみ出してしまう場合の対策です。参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

2017年より栃木県宇都宮市でハープ教室「竪琴教室 林音」を主宰。
2024年より大田原黒羽教室をオープン。

22歳でハープを習い始めたため、大人になってからのハープ習得の指導を得意分野とする。

国産材ハープ「森の竪琴」の企画販売、演奏活動を行うことで、
日本の木を使うことの大切さを伝えている。

2011年 宇都宮大学農学部森林科学科卒業。
2022年 宇都宮大学大学院地域創生科学研究科修了。

大学卒業後3年間、自然ガイドとして働きつつハープを習い、
その後アイルランドに渡り1年間アイリッシュハープを学ぶ。

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