
レバーが無いハープはハ長調しか出せないのですか?



いえ、そんなことはありません。大元のチューニングを変えれば24全ての調が出せます。
ハ長調以外のチューニング
こちらの記事で解説したように、初心者のうちはハ長調(Cメジャー)いわゆる、赤い弦のドから始まってドレミファソラシドになる調でチューニングすることが多いです。


上の様に、楽譜のト音記号など音部記号の横に何もないのがハ長調です。
レバー無しハープ用の楽譜でも、だんだん曲のレベルが上がってくると、下の図のように、調号の隣に♯や♭などの調号がついてくる場合があります。
こうなると、チューニングの変更が必要です。


レバー無し15弦ハープの各調のチューニング
レバー無し15弦ハープの各調のチューニングを以下の図に示します。
弾きたい曲があるけれど、どの音にチューニングしたら良いか分からない時にぜひお使いください。15本の弦をそれぞれどんな音にチューニングすれば良いかを示しています。
下の図で示したのが、レバーのあるハープで対応できる調の全てです。
調は24種類ありますが、小型ハープ用の譜面でこれ以外の調が出てくることはほぼないでしょう。


E♭、A♭、B♭、F♯、G♯、C♯、D♯についてはチューナーのメーカーやアプリの設定によってそれぞれ
D♯、G♯、A♯、G♭、A♭、D♭、E♭と表示されることがあります。ご自身のチューナーの表示を確認しておきましょう。
個人やお教室で使用しやすいよう、下の画像のPDFファイルを下に置いておきますのでご利用ください。
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